転職で接客業!?
土日が休めないって有名だし体力勝負のような気もするし。そもそも学生のときにアルバイトで接客してたけど、立ちっぱなしでしんどかった思い出しかないし・・・。
もしあなたが、接客に対してこんなイメージを持ってるなら、一度考えなおしてみてください。
特に学生のときにアルバイトで接客をやっていた方には、文句なしにオススメの仕事ですよ。







特技が活かせる
あなたは人と話すのが苦ではないですか?
もしそうなら接客業を選ぶのがいいです。なぜなら特に努力をせずとも、あなたのその特技をそのまま活かせるからです。
商品知識や業務内容は当然勉強する必要がありますが、接客に関しては人としゃべるのが苦にならなければ、ほとんどの場合なんとかなります。
さらに人と話してるだけで勝手に時間がたちます。もちろんその中から常連さんのような客さんもでてこられますので、そうなると仕事が楽しくなってくるでしょう。
接客はよく「楽しい!」と聞きますが、事務職を「楽しい!」といっている人には出会ったことがありません。
反対に人と話すのがしんどいという方は、接客業は避けるべきでしょう。
職場環境が良い
最近では路面店というのは少なくなり、ほとんどの店がショッピングモールや百貨店のような大型の建物の中に入っています。
なので、温度や湿度が一定です。夏でも冬で抜群の環境ですし、トイレもきれいです。スーパーが併設されているような大型店舗であれば、かんたんに昼ごはんを調達することもできます。
残業がほぼない
接客業は基本的に交代制ですから、遅番と早番というようなシフトを組んでいるところがほとんどです。
時間がきたら、「タッチ交代」で終わることがほとんどなので、その後の予定を組みやすいです。
また、ショッピングモールであればオープン10:00の閉店が22:00とか21:00とかの場合が多いです。強制的に電気が消されて追い出されるため、「会社に残ってダラダラと残業」という概念がほとんどありません。
もちろん店舗なので、レジ締めや報告物の資料作成業務もありますが、それもなんとか就業時間内に終わらせるように段取りを組んでいきます。「終わりの時間を決めておく」と仕事のやり方を工夫するというやつです。
ですが、一般的な事務職とかであればこうはいきません。
「終わりの時間を決める」という概念が弱いため、だらだらと夜遅くまで残業をしてしまいがちな職場も多くあります。もちろんその残業代を目当てでわざと仕事を遅くやっている人もいますが・・・。
通勤が便利
最近のショッピングモールは、大型化しています。
都会であれば駅直結、郊外であれば車通勤OKでガレージとめ放題だったりします。雨の日でもぬれにくいし本当に便利な場所にあります。
通常の仕事であればこうはいかない場合が多いです。
駅前にあるような大企業のオフィスであればいいですが、そうでない場合がほとんどです。
実際に求人を探してみればわかりますが、接客であれば「最寄り駅から徒歩10分以内」がほとんどです。
通常の仕事だと「電車+バス」を乗り継がなくてはいけないとか、「最寄り駅から徒歩20分」とかが普通です。
毎日のことなので、通勤が便利というのはそれだけで選ぶべき仕事の一つになるでしょう。
福利厚生が現物支給
これはどういうことでしょうか?
通常、福利厚生というのは「求人条件」に書かれています。○○手当とかいったようなものになります。
現物支給とは、この「書かれている条件」以外のことをいいます。
つまり「その仕事をすることによってお得にゲットできる副産物」ということです。
接客業でなくてもある場合がありますが、接客業がいちばん優遇されています。
例えばスーパーやコンビニでの仕事を想像してください。
廃棄と呼ばれる売れ残ったものは、持って帰ることができることがほとんどです。もちろん毎日あるとは限りませんし、社割で買えるようにしている会社もあります。
これを利用しない手はないでしょう。こういう小さな条件がコツコツとお金をためることになります。けっして「高収入=お金がたまる」ではありませんから。
意外にお金がたまる
アパレル関係の接客業ではそうではないかもしれませんが、それ以外の接客業では貯まります。なぜなら休みが平日になることが多いため、使う機会があまりないからです。
さらに、平日はショッピングをするにしても食事をするにしても、土日よりも優遇されていることが多いからです。
また、飲食業であれば基本的に「まかない」という名目で食事を食べることができます。これは素晴らしいメリットです。私の友人でも、そんなに収入は高くないものの、まかないをできる限り利用して月に15万貯金していたツワモノもいます。
散財をするクセのある人はたまりませんが、貯める意志のある人にとっては貯まりやすい職種と言えるでしょう。
時間がたつのが早い
忙しいときにかぎってですが、時間を気にするほどの余裕はありません。
あっという間に時間がたつのは、スポーツの試合のような感じです。その瞬間は疲れませんが、仕事が終わるとドッとした疲れが襲ってきます。しかしそれもすがすがしい疲れです。
逆にヒマな店舗だと時間がたつのが遅く、自分でやることを見つけなければならないのでしんどく感じる人もいます。
営業ほどノルマがきつくない
接客とはいうものの、なにかを売る仕事になります。なので多少の営業トークのようなものは必要になります。
ですが、営業職ほどガチガチではありません。もともと営業というのは「その商品に興味ない人」に売りにいく場合も多いです。
それに対して接客業は「その商品に多少でも興味がある人」がわざわざ店まで足を運んできてきてくれます。
これだけでも対応の仕方が全然違いますよね。
まとめ



接客業というと悪いイメージが先行しがちですが、土日が休めないこと以外はそんなに悪いとは思いません。
また通常は休めないといっても、冠婚葬祭のような特別なことがあればしっかりと休みがとれる会社がほとんどです。
周りと休みが合わないほうが余計なお金を使うことも減りますから、意外にお金がたまるのです。
もともと人と話すのが苦手じゃないし苦でもない、という人にとっては、非常にオススメできる職業の一つです。